【寺院】南向山 西方院(太子町)

西方院

西方院(さいほういん)は大阪府南河内郡太子町太子にある寺院で、山号は南向山(なんこうざん)、寺号は法楽寺、宗派は浄土宗となっています。

聖徳太子御廟がある叡福寺から道路を挟んで向かい側にあるこのお寺は、聖徳太子が死去した後に出家した三人の侍女(乳母)が剃髪して仏門に入り、墓前にお堂を建立して、太子の冥福を祈ったのが始まりと伝えられ、日本で最初の尼寺ともいわれています。

寺伝によれば、西方院の創立は推古天皇３０年(６２２年)とされていて、今も叡福寺とともに参詣する人が多い寺院となっています。

●西方院について詳しくは　→http://kininarugou.blogspot.com/2018/03/blog-post.html

●西方院ホームページ　→http://www.saihoin.com/

アクセス

近鉄長野線「喜志」駅、または南大阪線「上ノ太子」駅から金剛バスで「太子前」バス停下車、南へすぐ。叡福寺の向かいの石段を上った先です。

車の場合、府道２７号「太子」交差点から東に１ｋｍほど進むと左(北)に叡福寺があり、右(南)に西方院への参道がありますが、車は入れないので、さらに１００ｍほど東へ進み横断歩道手前を右斜め後方へ曲がって坂を上り、突き当りを右折すると西方院前に出ます。
西方院のホームページによると、西方院の駐車場以外にも駐車しやすい叡福寺駐車場や叡福寺東隣の公園「太子・和みの広場」の駐車場も利用可能です。いずれも無料。

２０１７年１２月撮影