【神社】阿保神社(松原市)
阿保神社
「阿保神社(あおじんじゃ)」は大阪府松原市阿保にある神社です。平安時代の皇族・阿保親王と学問の神として崇められる菅原道真ゆかりの神社で、近年は正月の元旦から15日までに松原市内の五社と近隣の一社を参詣し開運を願う「開運松原六社参り」の一社としても知られています。
阿保神社や松原市役所のある「阿保」という地名は「あお」と読みますが、この地名の由来は、平安時代初期の第51代平城(へいぜい)天皇の第1皇子である阿保(あぼ)親王の別荘地がこの地にあったから、といわれています。
阿保神社の正確な創建年は不詳ですが、社伝によると、菅原道真が大宰府に左遷され任地に向かう際、土師寺(道明寺)にいた叔母の覚寿尼(かくじゅに)に暇乞をするために阿保の地を通り、ここで休息したことから当社が建てられたとされています。御祭神は菅原道真で、拝殿右側に摂社の阿保親王社と厳島姫命社(厳島神社)があります。
拝殿から続く本殿は、屋根が銅版で葺かれた特徴的な一間社流造りで、その側には御神木のクスノキがあります。この御神木は樹齢1000年以上で高さ約16m、幹周り約4.5mという松原市内有数の巨木となっています。
●阿保神社に付いて詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2019/12/aoshrine.html
アクセス
近鉄南大阪線「河内松原」駅西側の松原駅前商店街から阿保商店会へ続く道(中高野街道)を北に進み、600mほど先の交差点を右折。海泉池や市民道夢館、阿保公民館前を右に見ながら200mほど進み、地蔵堂の前を左折し約70m進むと左手に鎮座しています。
国道309号「阿保1丁目」交差点からは東に進み、約350m先の交差点を右折。そこから南に80mほど進み左折、または、府道187号大堀堺線「阿保5丁目」交差点から南に約400m進み左折すると前述の海泉池が見えます。
神社周辺には所々に矢印の付いた「阿保神社」の看板があるのでそれを目印に。なお、阿保神社に参拝者用駐車場は無いようです。
コメント
コメントを投稿