【古墳】敏達天皇陵(太子町)


敏達天皇陵

「敏達天皇陵(びだつてんのうりょう)」は、大阪府南河内郡太子町太子にある古墳です。宮内庁により「河内磯長中尾陵(こうちのしながのなかのおのみささぎ)」および「磯長原陵(しながのはらのみささぎ)」として、第30代敏達天皇および石姫皇女(いしひめのひめみこ・欽明天皇皇后で敏達天皇の母)の合葬陵に治定されています。

二上山西麓の複数の天皇陵を含む磯長谷古墳群(しながだにこふんぐん)を構成する古墳の1つで、考古学的な遺跡名としては太子西山古墳や奥城古墳と呼ばれています。出土した埴輪などから築造年代は古墳時代後期の前半頃と考えられており、古墳の形としては前方部を北西に向けた墳丘長約113mの前方後円形で墳丘は2段築成。また、周囲には空壕が巡らされています。磯長谷で造られた最初の天皇陵で、唯一の前方後円墳ですが、天皇陵としては最後の前方後円墳かつ、埴輪列を有する最後の御陵ともいわれています。

なお、磯長谷と呼ばれるこのエリアではこの敏達天皇陵の他に、用明・推古・孝徳各天皇陵と聖徳太子墓の5つの天皇・皇族の陵墓があります。

●敏達天皇陵について詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2019/08/blog-post_27.html

アクセス

近鉄長野線「喜志」駅から金剛バスに乗車し「仏眼寺橋」バス停下車。少し西の太井川に架かる仏眼寺橋を渡りバス道(府道33号富田林太子線)から左斜め前の少し細い道に入ります。300m弱進み坂を上った左手に敏達天皇陵拝所の入口があります。

府道32号「上宮学園南」交差点からは南に100mほど進んで右折(左手に「近つ飛鳥の里太子探訪」の地図がある交差点)。300m弱坂を上った左手に拝所へ入口があります。なお、駐車場はありません。

2019年6月撮影

敏達天皇陵(太子町)

敏達天皇陵(太子町)

敏達天皇陵(太子町)

敏達天皇陵(太子町)

敏達天皇陵(太子町)

敏達天皇陵(太子町)

敏達天皇陵(太子町)

敏達天皇陵(太子町)

敏達天皇陵(太子町)

敏達天皇陵(太子町)

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