【神社】萩原神社分祀(堺市美原区)

萩原神社分祀

「萩原神社分祀(はぎわらじんじゃぶんし)」は、大阪府堺市美原区北余部(きたあまべ)にある神社です。社名からわかるとおり、この地から約1.2km西の堺市東区に鎮座し、南海高野線の駅名にもなっている有名な萩原神社(萩原天神)の分祀(本社と同じ御祭神を別に神社を設けて祀ること、またはその神社そのもの)です。

萩原神社分祀の正確な創建年は不明ですが、萩原神社の分祀ということで御祭神は本社と同じ菅原道真公と思われます。ちなみに、萩原神社分詞の鎮座地周辺はかつて河内国丹南郡北餘部(余部)村と呼ばれており、北余部の字山の花には氏神として菅原道真を祀る菅原神社がありました。

北余部菅原神社は、1907年(明治40年)に当時の南河内郡日置荘村(現堺市東区日置荘各町)の萩原神社に合祀されましたが、後に氏子の希望で北余部に遥拝所が設けられました。郷土史によると、この遥拝所は移転しつつ1966年(昭和41年)に「現在地に移されました」とあるので、この時に遷座したのが現在の萩原神社分祀と思われます。

●萩原神社分祀について詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2020/03/hagiwarashrinebunshi.html

アクセス

阪和自動車道下の「北余部北」交差点から南に約150m。「北野田」交差点からは北に約1.5kmです。

公共交通機関では、南海高野線「北野田」駅などから南海バスを利用し、「北余部」バス停下車すぐです。

なお、500mほど南の西除川沿いには南余部の余部神社遥拝所もあります。

2019年3月撮影












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