【神社】丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮

「丹南天満宮」は、大阪府松原市丹南にある神社です。松原市内南部を東西に走る府道2号大阪中央環状線の南側に丹南地区があり、丹南天満宮はかつてこの地にあった旧丹南村の産土神となっています。

江戸時代、河内国の大名として狭山藩の後北条氏と丹南藩の高木氏が知られていますが、この内、丹南藩の陣屋(藩庁)がこの丹南天満宮付近にありました(来迎寺の東側、中高野街道の西側)。

丹南天満宮の正確な創建年は不祥ですが、現在の丹南天満宮本殿は現存する松原市域の神社本殿の中でも最古級の一つで、安土桃山時代の様式を残した江戸時代初期に建立されたものと考えられています。社伝でも1614年(慶長19年)・1615年(慶長20年)の大阪の陣で焼けた、と伝えられていることから創建はそれ以前であることがわかります。

御祭神は菅原道真公、天照大神、天児屋根命の三柱で、古くは「産土神社(うぶすなじんじゃ)」と呼ばれていました。明治時代に旧社格制度で村社となりますが、1908年(明治41年)に現在の堺市美原区大保にある廣國(広国)神社に合祀されました。その後、現社地に復社して社名を丹南天満宮と改めたと思われます。

丹南天満宮の鎮座地は府道2号(中環)から200mほど南、中高野街道からも200mほど西で、本殿、拝殿、鳥居は東向きで一直線に並んでいます。歴史的に貴重な社殿の他にも灯籠をはじめとした江戸時代の石造物が多数残されています。

また、境内社として、皇大神宮、八坂神社、稲荷社の末広大明神があります。

●丹南天満宮について詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2021/06/tannantenmangushrine.html


アクセス

府道2号大阪中央環状線「丹南東」交差点から南に約200m進み、2つ目の曲がり角を右折。さらに200mほど西に進むと左手に丹南天満宮があります。

公共交通機関では、近鉄南大阪線「河内松原」駅などから近鉄バスを利用し「丹南」バス停下車。地蔵堂のある河内松原駅前方面行きのバス停横の路地を西に入り、約200m進むと右手に丹南公民館が見えて来ます。丹南公民館入口の少し右に丹南天満宮の鳥居があります。

丹南天満宮に参拝者用駐車場は無いようです。


2021年4月撮影

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)

丹南天満宮(松原市)



コメント

人気の投稿