【神社】金刀比羅神社(富田林市)

金刀比羅神社

金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)は大阪府富田林市大字嬉(うれし)にある神社です。由緒書きなどが見当たらず創建年は不祥ですが、金刀比羅神社ということで御祭神は大物主命と思われます。金刀比羅(琴平)神社は「金比羅さん(こんぴらさん)」とも呼ばれ、香川県仲多度郡琴平町にある金刀比羅宮を総本宮として全国に６００社ほどあるようですが、南河内では比較的珍しい存在といえます。

金刀比羅神社は南から北へと流れる石川右岸(東側)の川沿い、川と嬉集落を貫く生活道路の間に鎮座しています。嬉集落は金胎寺山麓の河岸段丘上の道路沿いを中心に形成されており、当社は集落より一段低くなった場所にあります。

それほど古さを感じられない社殿は重厚感のある造りで、拝殿に向かって手前の左手(西側)には「皇太子殿下御成婚記念植樹」の碑と境内社の祠があります。また、拝殿左側の奥には境内社の末廣稲荷大神や「白長の大神」も祀られています。

こちらの金刀比羅神社は大阪府神社庁のホームページにも記載されている神社本庁加盟神社のようです。

●金刀比羅神社について詳しくは　→https://kininarugou.blogspot.com/2019/10/ureshi-kotohirashrine.html

アクセス

南海・近鉄電車の「河内長野」駅からは北東の諸越橋を渡り「プラザ阪下」前を左折し、８００mほど進むと金刀比羅神社の鳥居と社号標が見えます。河内長野駅東口からは約１km。

近鉄長野線「汐ノ宮」駅からは、東へ進み石川に架かる千代田橋を渡り、突き当りを右折し南に１．１ｋｍほど進むと右手に金刀比羅神社があります。

鳥居から坂を下った先に駐車出来そうなスペースがありますが、駐車可能かは不明。神社前の道路はあまり広くありません。

なお、当社から７００ｍほど北には腰神神社がある他、楠妣庵観音寺や瀧谷不動尊(瀧谷不動明王寺)、観心寺といった神社仏閣も足を伸ばしやすい距離にあります。

２０１９年７月撮影