石川河川公園西行うたのみち

「石川河川公園　西行うたのみち」は、大阪府営石川河川公園のうち、富田林市の山中田町、北大伴町付近の石川河川敷にある公園です。石川河川公園とは、南河内エリアを南から北に流れて大和川に合流する一級河川石川の河川敷に沿って作られた、南河内の自然や歴史に触れ合える公園です。石川河川公園は駒ヶ谷地区などいくつかのエリアに分かれていますが、西行うたのみちは芝生広場や千早花街道、千早いきいき広場、千早つどいの広場(石川さくら堤)もあるＥ地区の石川右岸(東岸)にあります。

平安時代末期から鎌倉時代初期の僧侶・歌人である西行法師は俗名を佐藤義清(さとうのりきよ)という元武士でしたが、数多くの和歌を残したことでも知られています。晩年は石川河川公園からほど近い河南町の弘川寺で過ごし、１１９０年(建久元年)に入寂しました。弘川寺には西行法師の墓があります。

石川河川公園Ｅ地区の最南端にある西行うたのみちは西行をしのんでつくられたエリアで、西行年譜をはじめ絵巻風に西行の生涯が描かれた「西行絵巻」という陶板が配列されている他、１９基の歌碑などがあり、西行法師についての基礎知識も学べる公園になっています。

●石川河川公園　西行うたのみちにつて詳しくは　→https://kyouhakore.blogspot.com/2020/06/blog-post_22.html

●大阪府営５公園：石川河川公園　→https://www.toshi-kouen.jp/staticpages/index.php/ishikawa_top

アクセス

近鉄長野線「富田林」駅南口から少し東、府道７０５号富田林五條線を河南町・千早赤阪村方面へ進み、石川に架かる金剛大橋を渡ります。対岸の「金剛大橋東詰」交差点を左折し、すぐに石川サイクルロードに降り、下流(北東)に２００mほど進んで支流の佐備川を越えた辺りからが石川河川公園西行うたのみちです。駅からは徒歩で１km少々となります。なお、西行うたのみちに専用駐車場はありません。