【神社】広瀬八幡宮(羽曳野市)

広瀬八幡宮

「広瀬八幡宮」は、大阪府羽曳野市広瀬にある神社です。羽曳野市最南端に位置し、石川左岸(西岸)の川沿いに広がる広瀬地区の西に鎮座する広瀬八幡宮は、旧広瀬村の鎮守としてこの地で祀られてきました。御神徳は厄除け、安産、五穀豊穣、家内安全、無病息災とあります。

広瀬八幡宮の正確な創建年は不明ですが、八幡宮ということで御祭神は品陀別命こと第15代応神天皇、そして仲哀天皇、神功皇后も合わせたいわゆる八幡三神が祀られています。境内の「広瀬八幡宮 由緒略記」によると、広瀬はかつて石川の対岸にあり河内源氏ゆかりの村(源氏三代の墓などあり)である河内国古市郡壺井村(坪井村とも)の一部でした。慶長年間(1596年~1615年)に現在の壺井八幡宮の社家、多田家より分家した大黒村(壺井村の北隣の村)の清右衛門が石川左岸の川沿いの地(坪井村川西ノ芝場)で新田開発を始め、新町村(後の広瀬村)が誕生。この新田開発の際に壺井村の八幡神社(現壺井八幡宮)から勧請されたのが現在の広瀬八幡宮です。

1907年(明治40年)に壺井にある八幡神社(現壺井八幡宮)に合祀されましたが、太平洋戦争後に復社しました。広瀬八幡宮は現在も広瀬集落の西側にあり、境内には江戸時代の石灯籠などが多数残されています。

●広瀬八幡宮について詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2021/02/hirosehachimangushrine.html


アクセス

南阪奈道路の高架下、石川に架かるはびきの大橋西詰から160mほど西の「大黒」交差点を南に進み、約450m先の突き当りを左折。さらに道なりに500mほど進み、左手に大神宮灯篭のある交差点の次の交差点を右折すると、約80m先に広瀬八幡宮があります。参拝者用の駐車場は無いようです

公共交通機関では、羽曳野市公共施設循環バス(コミュニティバス)の2号車、または3号車に乗車し、「広瀬」バス停で下車するとすぐ南に上記の大神宮灯篭があります。

なお、当社から2km以内には壺井八幡宮、大祁於賀美神社高屋神社鹽竈神社・正神神社、蔵之内日吉神社、利雁神社美具久留御魂神社といった式内社を含む神社があります。

2021年2月撮影

広瀬八幡宮(羽曳野市)

広瀬八幡宮(羽曳野市)

広瀬八幡宮(羽曳野市)

広瀬八幡宮(羽曳野市)

広瀬八幡宮(羽曳野市)

広瀬八幡宮(羽曳野市)

広瀬八幡宮(羽曳野市)

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広瀬八幡宮(羽曳野市)

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