【神社】西浦日吉神社(羽曳野市)

西浦日吉神社

「西浦日吉神社(にしうらひよしじんじゃ)」は、大阪府羽曳野市西浦にある神社です。羽曳野丘陵の東側斜面上に鎮座し、旧西浦村の氏神として古くから崇敬を受けている神社で「山王山」とも呼ばれています。

社伝によると、西浦日吉神社の創建は1489年(延徳元年)6月19日で、近江国滋賀郡坂本村(現滋賀県大津市坂本)の日吉神社(現在の日吉大社)の分霊を勧請して西浦村の氏神としたものとされています。御祭神は大山咋神で、大阪府全志によると末社に天照皇大神社、稲荷神社、琴平神社を祀っているとあります。

境内の羽曳野市による「歴史街道」の説明板がによると、「羽曳野丘陵東側の平地には丘陵に沿うように北から西浦、蔵之内、尺度といった村々がありましたが、この一帯は古くから良質の水田が広がっていたため、物部氏や蘇我氏といった豪族をはじめ、国の支配地となっていたそうです。しかし、鎌倉時代から室町時代にかけてこの周辺は比叡山延暦寺の荘園となります。」とあり、この地と比叡山延暦寺、そしてその守護神とされた日吉大社の関係が窺われます(現在、蔵之内には日吉神社、尺度には利雁神社があります)。

西浦日吉神社は旧西浦村の集落から見て西の丘の上に鎮座しています。社殿は東を向いており、集落内に一の鳥居、境内に二の鳥居があってその先に拝殿・本殿があります。この拝殿前の狛犬や石灯篭は江戸時代のものです。また、拝殿に向かって左(南)側に境内社がまとまって鎮座しています。

秋祭りには西浦地区などから地車(だんじり)が出ますが、だんじりは二の鳥居前の石段横に設けられたスロープを使って宮入りするようです。


●西浦日吉神社について詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2021/06/nishiurahiyoshishrine.html


アクセス

国道170号(外環状線)の「西浦公民館前」交差点から西に240mほど進み突き当りを左折。約15m南の曲がり角を右折すると西浦日吉神社の参道なので、200mほど進むと石段前の広場に着きます(途中に鳥居あり)。

近鉄南大阪線・長野線「古市」駅からは西に約1km進み、羽曳野市立生活文化情報センター(LICはびきの)の向かい、「パティスリーフラワー 竹内街道軽里店」の角を左折。南に約900m(峯ヶ塚古墳清寧天皇陵前を通過して)進んで右折すると200mほど先に当社があります。

石段前の広場には「参拝者以外駐車禁止」と書かれていたので、参拝時には利用できると思われますが、途中に道幅が狭いところもあるので注意が必要です。

2021年6月撮影

西浦日吉神社(羽曳野市)


西浦日吉神社(羽曳野市)

西浦日吉神社(羽曳野市)

西浦日吉神社(羽曳野市)

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