【神社】美具久留御魂神社(富田林市)
美具久留御魂神社
美具久留御魂神社(みぐくるみたまじんじゃ)は大阪府富田林市宮町にある神社で、河内国石川郡9座のうちの一つとして名前のある式内社。神域の広さは南河内随一で、境内から本殿背後の丘陵に広がる林は「大阪みどりの百選」に選ばれています。社伝によれば、美具久留御魂神社の創建は第10代崇神天皇10年(紀元前88年)とされており、主祭神は美具久留御魂大神(大国主命)。また、左殿に天水分神(あめのみくまりのかみ)、弥都波迺売命(みずはのめのみこと)、右殿に国水分神(くにのみくまりのかみ)、須勢理比売命(すせりひめのみこと)を配祀。式内社の利雁神社をはじめとした多数の境内社があります。
「美具久留御魂」という名は「水泳御魂(みくくるみたま)」であり、千早赤阪村の建水分神社同様、水を司り、水を土地に配分する神を祀るということに由来すると考えられています。すぐ東には人工のため池「粟ヶ池(あわがいけ)」があり、この粟ヶ池は紀記に記載がある丸邇(わに。和珥とも)池であるともいわれ、古代からこの周辺が農業などに重要な地域だったことがわかります。
●美具久留御魂神社の社名の由来や歴史などについて詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2018/10/blog-post_27.html
車では、富田林市北部の国道170号(外環状線)「宮前」交差点を目指し、羽曳野・藤井寺市方面からは右折、富田林・河内長野方面からは左折すると100mほど先に注連柱が見えます。
参道の一部が駐車場になっていますが、車は注連柱の下はくぐれないので左側の道を少し進むと右手に駐車場入口があります。
アクセス
近鉄長野線「喜志駅」西口から出てすぐ西にある、国道170号(外環状線)「旭ヶ丘南」交差点から500mほど南の「宮前」交差点を西に入るとすぐ神社が見えます。車では、富田林市北部の国道170号(外環状線)「宮前」交差点を目指し、羽曳野・藤井寺市方面からは右折、富田林・河内長野方面からは左折すると100mほど先に注連柱が見えます。
参道の一部が駐車場になっていますが、車は注連柱の下はくぐれないので左側の道を少し進むと右手に駐車場入口があります。
なお、一の鳥居や御旅所は「宮前」交差点から約400m東の国道170号(旧道)沿いにあります。
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