【神社】深居神社(松原市)

深居神社

「深居神社」は、大阪府松原市小川にある神社です。鎮座地は大和川の南、松原ジャンクションから200mほど南東。

社伝によると、深居神社の創建は717年(養老元年)で、御祭神は品陀別命(ほんだわけのみこと=応神天皇)となっています。現在は河内国丹北郡小川村の産土神となっていますが、かつては小川のみならず、川邊(現大阪市平野区長吉川辺)、若林(現松原市若林)、大堀(現松原市大堀)、津堂(現藤井寺市津堂)まで含めた広範な地域の総産土神でしたが元弘から建武にかけて(1331年~1335年頃)の戦乱によって衰微し、各村に分祀されました。

本殿の周辺(通常は立入禁止)は古墳の墳丘のようになっており、境内からも2つの須恵器が見つかっていることから、深居神社は古墳時代にこの小川周辺に影響力を持った有力者の古墳の上(跡)に祀られたとも考えられています(少し南にある一津屋の厳嶋神社も古墳の上に建てられたとされています)。

本殿は一間社流造りで、屋根は杮葺(こけらぶき)。南側の入口は古市街道に面しており、石造りの鳥居の手前には社号標や由緒記、古市街道の看板などがある他、東側の公園内には「歯神さん」と呼ばれる注連縄の張られた自然石の立石が祀られています。

●深居神社について詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2020/07/fukaishrine.html

アクセス

松原ジャンクションの東側、府道2号大阪中央環状線の南行き車線を南下し、西名阪自動車をくぐり、電柱の上に小さな「小川←」の標識のある二つ目の脇道を左に入ります(一つ目は西名阪の側道)。そこから道なりに約200m南東に進むと左手に深居神社があります。神社周辺は道路なども少し広くなっていますが参拝者用の駐車場は無いようです。

公共交通機関では、松原市の市内公共施設循環バスぐるりん号の「西・東ルート」で「深居神社前」バス停下車すぐです。

2020年7月撮影

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

深居神社(松原市)

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