【寺院】九品山 西楽寺(千早赤阪村)

西楽寺

「西楽寺」は、大阪府南河内郡千早赤阪村森屋にある浄土真宗本願寺派の寺院で山号は九品山。現在の千早赤阪村の入口ともいえる北西端にあり、交差点名にもその名が使われています。

大正時代に刊行された「大阪府全志」によると、当時の山号は慈雲山で所在地は南河内郡赤阪村大字森屋字九品所。御本尊は阿弥陀仏となっています。また、同誌には1006年(寛弘3年)に僧覺圓によって創建され、1484年(文明16年)2月に武田太郎信重入道が中興したとありますが、人名や年代については確認できていません。

「郷土史の研究」では河内十二ヶ坊の一つで、もともとは真言宗だったとあります。また、明治時代には学校や役場として利用されたこともあるそうです。

現在は道路に面した東面の中央に特徴的な鐘楼門がありますが、その北側にも山門があります。また、「西楽寺前」交差点に最も近い北東角に鐘楼があり実際に鐘も釣られています。


アクセス

国道309号「神山南」交差点から約700m南の「西楽寺前」交差点の南西側にあります。公共交通機関では、近鉄長野線「富田林」駅から金剛バスに乗車し「森屋西口」バス停下車すぐです。


2019年10月撮影

九品山 西楽寺(千早赤阪村)


九品山 西楽寺(千早赤阪村)

九品山 西楽寺(千早赤阪村)

九品山 西楽寺(千早赤阪村)

九品山 西楽寺(千早赤阪村)

九品山 西楽寺(千早赤阪村)

九品山 西楽寺(千早赤阪村)

九品山 西楽寺(千早赤阪村)


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