【古墳】用明天皇陵(太子町)
用明天皇陵
「用明天皇陵(ようめいてんのうりょう)」は、大阪府南河内郡太子町春日にある古墳です。宮内庁により「河内磯長原陵(こうちのしながのはらのみささぎ)」として第31代用明天皇の陵に治定されている一方、考古学的には「春日向山古墳(かすがむかいやまこふん)」とも呼ばれています。
現在、住宅地や中学校に囲まれた用明天皇陵ですが、その規模は東西約65m、南北約60m、高さ約10m。周囲には幅約7mの空濠を持つ方墳で、周濠の外提まで含めると一辺約100mの巨大な古墳となっています。現時点で本格的な発掘調査はされていませんが、築造時期は古墳時代終末期の7世紀前半頃の築造と推定されています。
二上山の西麓、磯長谷と呼ばれるエリアに存在する磯長谷古墳群(しながだにこふんぐん)を構成する古墳の1つで、同古墳群にはこの用明天皇陵の他に、敏達・推古・孝徳各天皇陵と聖徳太子墓(叡福寺内)の5つの天皇・皇族の陵墓があります。
●用明天皇陵について詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2017/04/blog-post_12.html
アクセス
近鉄南大阪線の「上ノ太子」駅、または長野線「喜志」駅から金剛バスに乗車し「用明天皇陵前(旧春日口)」バス停下車。少し坂を(西に)下って最初の信号を左(南)に入り少し歩くと右手に見えて来ます。
国道170号(外環状線)の「旭ヶ丘」交差点からは東に進み、「喜志」駅前の踏切を渡り少し行くと「喜志」交差点(五叉路)に出るので、右斜め前方へ。後は道なりに石川を渡り「叡福寺東」交差点を通過し、次の信号を右折ですが、一般用駐車場は無いようです。
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