【寺院】天白山 妙見寺(太子町)


天白山 妙見寺

妙見寺(みょうけんじ)は大阪府南河内郡太子町にある曹洞宗(禅宗)の寺院です。山号は天白山。寺伝によると、推古天皇6年(598年)に蘇我馬子の開基により創建されたとされ、本尊は十一面観世音菩薩立像。かつては七堂伽藍を配した大寺で、河内国最初の霊場とされています。

南北朝時代の動乱で焼失するなど衰退。その後、江戸時代(17世紀中期)に祖浄悦が再興し真言宗から曹洞宗に改宗。明治6年(1873年)に廃仏毀釈のあおりで廃寺になりますが、明治13年(1880年)に現在地に移って再興されました。

南北朝の兵火の際、観音堂と妙見堂は無傷で残ったことから「火伏せの妙見寺」ともいわれています。また、山門下にある「青山開墾紀念碑」は、500mほど北にある大平塚古墳から転用されたとの情報も。

●天白山妙見寺 ホームページ →http://myokenji.o.oo7.jp/index.html

アクセス

近鉄南大阪線「上ノ太子」駅、または長野線「喜志」駅から金剛バスで「赤坂町」バス停下車、南へ約250m。「春日西」交差点は右斜め前方の竹内街道へ。

国道166号の「春日西」交差点を南東へ入り約170m。

2019年5月撮影

天白山 妙見寺(南河内郡太子町)

天白山 妙見寺(南河内郡太子町)

天白山 妙見寺(南河内郡太子町)

天白山 妙見寺(南河内郡太子町)

天白山 妙見寺(南河内郡太子町)



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