【神社】高見神社(松原市)
高見神社
「高見神社(たかみじんじゃ)」は、大阪府松原市高見の里にある神社です。近鉄南大阪線や府道12号堺大和高田線(ヤマタカ線)から少し南、古くからの街並みを残す静かな住宅地の池のほとりに鎮座しています。
高見神社の正確な創建年は不祥で、御祭神も女神と伝えられているものの正確にはわかっていません。松原市のホームページなどによると、高見神社はかつて「シンメイ様」と呼ばれていたことから、天照大御神や伊勢神宮を奉斎した「神明社」であったと推測されています(反正天皇関連の伝説もあり)。
高見神社の境内は東西30m弱、南北最大15mほどで東の方が狭い三角形のようになっており、社殿や鳥居は東向き。現在の社殿や鳥居などは1985年(昭和60年)に再建されたもので、綺麗に手入れされています。鳥居のそばには、建て替え前の高見神社で使われていたと思われる、江戸時代の石灯籠(部分)や狛犬などが置かれています。
高見神社の鎮座地周辺は、江戸時代には河内国丹北郡高見村と呼ばれ江戸幕府の直轄地(天領)でした。当社はその鎮守とも考えられますが、現在の当地は柴籬神社の氏地となっているそうです。かつては「高見台楽」という大きな太鼓を台に載せ練り歩く祭りがあったとも伝えられています。
周辺には、約700m南に河合神社、約1.3km東に柴籬神社、約1.4km北東に阿保神社、約900m北に田坐神社、約1km北西に布忍神社があります。また、南東には十二社権現宮や正井殿があるなど、1.5kmの範囲内に多くの神社が鎮座しています。
●高見神社について詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2020/11/takamishrine.html
アクセス
近鉄南大阪線「高見ノ里」駅南側の府道12号の「高見の里駅前」交差点から南に進み100m少々先の十字路を右折し、さらに100mほど進むと高見神社の鳥居があります。
参拝者用駐車場は無いようなので、車の場合は「高見ノ里」駅周辺などでコインパーキングを利用すると良いかと思われます。
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