【神社】山本稲荷神社(大阪狭山市)

山本稲荷神社

「山本稲荷神社(やまもといなりじんじゃ)」は、大阪府大阪狭山市山本北にある神社です。大阪狭山市の中央にある日本最古のダム式ため池、狭山池の北西にある山本地区にはかつての主要道である西高野街道が通っていますが、その西高野街道から少し東に山本地区の氏神と思われる当社があります。

山本稲荷神社の正確な創建年は不祥です。御祭神は、大正時代の資料などを見ると稲荷神である宇賀御魂神の他、誉田別命、火産霊神となっていますが、現在の社殿を見ると稲荷神、弁財天、そして合祀先の三都神社の御札などが祀られていました。

当社周辺は江戸時代に開拓された土地で、かつては河内国丹南郡山本新田と呼ばれていました。山本には宇賀御魂神、誉田別命、火産霊神を祀る稲荷神社がありましたが、1909年(明治42年)に2kmほど南の今熊にある三都神社(旧熊野神社)に合祀されました。その後、山本地区に復社したのが当社かと思われますが、合祀前の稲荷神社鎮座地が現在の山本中の小野ヶ池(現在はほぼ埋め立てられ山本3号公園などになっています)のすぐ北だったと考えられるのに対し、今は山本北に鎮座しています。ちなみに、西高野街道沿いに鎮座する池之原神社茱萸木八幡宮も三都神社から復社した神社です。

●山本稲荷神社について詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2020/11/yamamotoinarishrine.html


アクセス

大阪狭山市内の駅などから乗車できる大阪狭山市のコミュニティバス(さやりんバス)を利用し、「山本北」バス停で下車すると神社のすぐ裏手(東側)なので便利です。

堺市中区の国道310号「福田南」交差点から西高野街道を南に進み、約1.2km先の山本地区の地図のある角を左(東)に入ると80mほど先に山本稲荷神社があります。

山本稲荷神社に参拝者用の駐車場は無いようです。

2020年11月撮影

山本稲荷神社(大阪狭山市)

山本稲荷神社(大阪狭山市)

山本稲荷神社(大阪狭山市)

山本稲荷神社(大阪狭山市)

山本稲荷神社(大阪狭山市)

山本稲荷神社(大阪狭山市)

山本稲荷神社(大阪狭山市)

山本稲荷神社(大阪狭山市)

山本稲荷神社(大阪狭山市)



コメント

人気の投稿