【神社】河合神社(松原市)

河合神社

「河合神社」は、大阪府松原市河合にある神社です。静かな住宅街の中に鎮座する河合地区の氏神で、毎年10月の秋祭りでは河合地区の地車が出て宮入するようです。鎮座地である河合地区周辺は、かつての重要な街道である大津道(後の長尾街道)や丹比道(後の竹内街道)、さらに西除川、大溝と呼ばれる運河も通る交通の要地であったようです。

河合神社の正確な創建年は不祥。御祭神は素戔嗚命、武御甕槌命、経津主命、天兒屋根命、比咩大神、事代主大神を祀っていますが、かつては「牛頭天王宮」と呼ばれていたことから主祭神は素戔嗚命のようです。

河合神社の氏子地である河合地区は、かつては河内国八上郡河合村と呼ばれていました。1908年(明治41年)、当時の南河内郡北八下村大字河合の氏神であった河合神社は、2.5kmほど西北西の南河内郡金岡村大字金田(現堺市北区金岡町)にある金岡神社に合祀され、河合も金岡神社の氏地となりました(旧八上郡の多くの神社も同様)。その後、1959年(昭和34年)に河合神社遷宮式が行われ、御祭神は元の宮に復社されました。

現在の境内は社殿の向きなど合祀前の姿とはかなり違うようですが、境内には江戸時代の1735年(享保20年)の石燈篭一対をはじめ、1740年(元文5年)8月16日の日付が刻まれた手洗石、さらに1838年(天保9年)の狛犬一対といった石造物も遺されています。

●河合神社について詳しくは →https://kininarugou.blogspot.com/2020/05/kawaishrine.html

アクセス

近鉄南大阪線「高見ノ里」駅南口から府道12号堺大和高田線(ヤマタカ線)を西に約150m進み「高見学園通り」交差点を左折(南へ)。450mほど進み、阪南大学高等学校の校門前を左折し、約50m先を右折。450mほど南下すると右手に河合神社があります。

国道309号からは「尻ノ池前」交差点を西に進み、道なりに約450m進み道路が右にカーブするところで左に入り、すぐの分岐を右に。さらに約120m先の交差点を右折し、40mほど進むと左手に河合神社があります。

河合神社に駐車場は無いようです。

2020年4月撮影

河合神社(松原市)

河合神社(松原市)

河合神社(松原市)

河合神社(松原市)

河合神社(松原市)

河合神社(松原市)

河合神社(松原市)

河合神社(松原市)

河合神社(松原市)

河合神社(松原市)

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